実は生産キャラはいずれは軍人にしようと思っていたのですが、軍人さんは金がかかる!というわけで現在まず必需品を自作できるように大航海インして冒険の傍ら生産シコシコしている毎日です。
 自分で予備帆やロープくらい作れるようになっておこうと縫製取ってエジンバラで羊毛もふもふ紡いでいて、気になったのが羊そのもの。あ〜いいなあ、もこもこしててこれからの季節あったかそうだし肉旨いし。ちょっと臭そうだがそのへんはムツゴロウスピリットで無問題w

 そういや羊でふと、初めて英国へ行った折の光景を思い出しました。古い石づくりの教会や現代的ビルがそびえたつロンドンの街並みを保守的または前衛的服装の人々が闊歩している様子を眺めながら、観光は後回しにして、一路最初の目的地であるストラットフォードまでバスで移動した時のことです。

 郊外へ伸びる道路の脇から建物がなくなったと思った途端、道路の両側に地平線まで続くような牧草地が広がってました。
 丘陵地なのでまっ平らではなく、遠くの丘の向こうはどんよりとした鈍色の空ばかり。天気悪ィ〜けど英国らしいと妙に納得w
 丘に視界がさえぎられるとはいえ、山がちな日本からすると北海道の牧草地くらいでしかなじみのない風景でした。うは〜、ゴロゴロ転がってみてええええww

 そしてその一面の牧草丘陵地帯に、ぽつぽつと白い点が…。
 な、ナマ羊もじゃ――――!!!ww
 いや、その頃は当然もじゃ語尾なんて使ってないのですが、この感動はもじゃに値するww
 テンションあがってバスの運ちゃんに確認して運ちゃんに「おまえサンなんちゅう当然な事聞いてるんだ」と笑われましたが、ぽつぽつと白い物体があちこちで気ままに草を食んだり休んでたりする風景は、イングランド国内の道路脇にずっと広がっていました。日本でいうと田んぼばっかり〜ってトコでござんしょか。

 目的地があるウェールズに入国した頃には、ちょっと疲れが出てぼんやりしていたのであまり覚えてないのですが、バスを降りた後はまさに大航海の酒場のような木造のPUBで軽食とってみたり、用意されていたB&Bの部屋の少女趣味に面食らってみたりマジものの英国式朝食を体験してみたり、マナーハウスで西洋的天井画というものを初めて見て西洋美術のド派手さにびびってみたり、ひたすらメインの目的そっちのけで異国満喫してました。逆に日本の良さも渡英以前より痛感しましたがw
 食品保存ラップやセロファンテープがちゃんと金具で切れるって普通にスゴイww

 今は治安の問題であまり気楽にいけないようですが、パックツアーでも20万くらいあればいけるようです。ほぼロンドンからウェールズ北部湖水地方とエジンバラが主流ですが、シェイクスピアの生地とされるストラットフォード・アポン・エイヴォンもオススメです。特にみやげ物屋でエクスカリバーの模造剣があったりクロスヘルムがあったりしてマジあやしいですw
 状況が良くなればまた追体験の旅に行こうと思っているので、その時のために英国ポンドのレートに目を光らせる毎日ですなw