クスクス
 お待たせしました、大航海料理更新!w

 今日明治屋さんでインスタントクスクスを見つけたので、ためしに買ってみました。
 北アフリカ圏の酒場でおなじみの料理とはいえ、その手軽さとヘルシーさから全世界にも受け入れられているようです。特に北アフリカと交流が深いと思われるフランスやイタリアの製品などもありました。
 今回購入したのは英国Sammy社のSNACK PACK COUSCOUSで、味はトマト風味とチキン風味が置いてありました。個人的にトマト好きなのでトマト購入。
 英国人の味覚はちょっと頼りにならないけど、細かいとこはキニシナイ。

 もともとクスクスは北アフリカあたりに住むベルベル人の伝統料理で、荒めに製粉した小麦を塩水で練っただけの素朴なパスタの一種だそうで、茹でたり蒸したりしてから、シチューかけたり混ぜたりして食べるご飯のようなものとのこと。つぶつぶしてるパスタって感じでしょうか。これがのちにイタリアへ渡ってスパゲッティになったそうです。食文化の伝播と発展もじゃ〜。

 大航海時代の酒場料理でこのクスクスにあわせるシチューとは、シチューとはいえど我々が良く知るビーフシチューやクリームシチューではなく「味のついた汁で煮たもの=シチュー」なので、おそらく果てしなくハーブの香りやライムの酸味で煮込まれた羊肉と予想。
 以前世話になっていたエジプト民俗学の教授のゼミで食べたときは、タンドリーチキン・モロヘイヤスープと一緒に、塩味だけのクスクスだったので、ぽろぽろつぶつぶしてるなぁという印象だけでした。シチューかけたらちょっと違うかも。
 食感はちょっと楽しいかもしれない。

 今日食べたトマト味のものは、パプリカとハーブの匂いが日本人としてはあまり食欲をそそる匂いではないのですが、味は濃い目のトマトベースでスパイシーに仕上がってました。ただ湯をそそいでかき混ぜるだけなので非常に簡単。
 今度はプレーンなクスクスを買ってきて、ブラウンシチュー作ってかけてみようと思います。カレーでもいいかもしれないし、パスタ類なのでパスタソースもいいかもしれない。何より湯で蒸らして数分放置の手軽さがいいですね。

 パッケージの下のほうを良く見たら、「ベジタリアンの方に☆」なんて書いてました。確かに動物性のものは使ってないようですが、トマトとハーブの味が濃いので物足りなさはありませんでした。
 さらに裏面をよくみたら、このサミー社、ブリストルにあるらしいです。ちょっと大航海時代の港を連想ww実装されないかなぁ、ブリストル。

コメント